ミモザのドライフラワーの作り方!きれいに色を残すコツ

ミモザのドライフラワーの作り方!きれいに色を残すコツ

春の訪れを告げるミモザ、あのふわふわした黄色い花を見ているだけで幸せな気持ちになりますよね。お部屋にも飾りたくてミモザのドライフラワーの作り方に挑戦してみたけれど、色が茶色くなってしまったり、花がポロポロ落ちてしまったりして、悲しい思いをしたことはありませんか。せっかくの可愛いミモザですから、できるだけ鮮やかな色を保ったまま仕上げたいですよね。

実は、ミモザをきれいに乾燥させるには、ちょっとしたコツがあるんです。カビが生えないような環境づくりや、乾燥を早めるための工夫、さらには仕上げにスプレーを活用する方法など、私が実際に試して良かったなと感じるポイントがたくさんあります。この記事では、初心者さんでも失敗しにくいミモザのドライフラワーの作り方について、私の経験を交えながら分かりやすくお伝えしていきますね。

記事のポイント
  • ミモザの鮮やかな黄色を長持ちさせる収穫と乾燥のタイミング
  • 初心者でも失敗しない基本のハンギング法と環境づくりのコツ
  • 花落ちや変色を防ぐために知っておきたい専門的なケア方法
  • インテリアとして楽しむためのスワッグやリースの簡単なアレンジ術
目次

ミモザのドライフラワーの作り方の基本

ミモザをきれいに仕上げるためには、まず基本を押さえることが大切です。特別な道具がなくても、ポイントさえ知っていれば誰でも素敵なドライフラワーが作れますよ。まずは素材選びから乾燥の方法まで、基本の流れを一緒に見ていきましょう。

鮮やかな黄色を保つための収穫時期の極意

鮮やかな黄色を保つための収穫時期の極意
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ミモザのドライフラワー作りにおいて、何よりも重要で、かつ仕上がりを左右するのが収穫(または購入)のタイミングです。これが成功の8割を決めると言っても過言ではありません。ミモザを愛する私たちが一番避けたいのは、乾燥した後に色がくすんで茶色くなってしまうことですよね。

実は、ミモザは切り花の状態になると蕾を咲かせる力が非常に弱いため、まだ硬い蕾の状態でドライにしようとすると、水分が抜ける過程で開花することなく、そのまま茶色の硬い粒になってしまうんです。

理想的なのは、お花がポンポンと丸く、綿菓子のようにふわふわに咲き誇っている満開の状態です。目安としては、枝全体の8分咲きから満開になった直後くらいがベストですね。

この時期のミモザは、花びら一枚一枚に水分と色素がしっかり乗っているので、乾燥させた後もあの鮮やかなレモンイエローが定着しやすいんですよ。咲ききった直後のみずみずしい瞬間を逃さないこと。

これが、時間が経っても美しい黄色を維持するための最大の秘訣かなと思います。もしお庭で育てているなら、晴れた日の午前中に、朝露が乾いたタイミングでカットするのがおすすめですよ。

また、ミモザの品種によっても色の残り方が違います。日本でよく見かけるギンヨウアカシアは、ドライにしても比較的色が残りやすい優秀な子です。収穫するときは、一番元気な表情をしている枝を選んであげてくださいね。

収穫・購入のポイント

  • 蕾ではなく、花がしっかり丸く開いているものを選ぶ
  • 花粉が少し飛ぶくらいの「ふわふわ感」があるときがベスト
  • 枝の先端まで花が密集している個体は、ボリュームが出やすい

失敗を未然に防ぐ元気な花材の目利き方法

失敗を未然に防ぐ元気な花材の目利き方法
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お花屋さんで購入する場合でも、お庭のミモザを使う場合でも、素材自体の鮮度健康状態が仕上がりのクオリティに直結します。ドライフラワーは「枯らしていく」工程だと思われがちですが、実は最高の鮮度で時間を止めるイメージが正解なんです。

そのため、選ぶ段階で葉っぱが内側に丸まっていたり、花の色がすでに少しくすんでオレンジ色っぽくなっていたりするものは避けてください。健康なミモザは、葉が美しいシルバーグリーンでシャキッとしていて、お花が弾けるような鮮やかなイエローをしています。

特に注意したいのが、水落ち(水不足)の状態です。ミモザは非常に乾燥に弱く、水が下がるとすぐに花が萎れてしまいます。もし手に入れたミモザが少し元気がないなと感じたら、すぐに乾燥工程に入らず、まずは「水揚げ」をしてあげましょう。

茎の先端を十字に深く切り込みを入れたり、ハンマーで叩いて繊維をほぐしたりしてから、深めの水に数時間つけてみてください。お花の細胞一つひとつが水分をしっかり含んでふっくらすると、ドライになった後の立体感が全く違ってきます。この一手間が、スカスカにならない密度の高いドライフラワーを作るコツなんですよ。(出典:農林水産省「aff(あふ)」2021年3月号 お花をもっと楽しもう

また、購入する際は、お店での保管状態もチェックしてみてください。風が直接当たる場所に置かれているものは、乾燥が始まりかけていて、花落ちしやすい場合があります。できるだけ入荷したての新鮮な株を手に入れることが、失敗しないための第一歩です。

束ねて逆さまに吊るす自然乾燥のプロセス

束ねて逆さまに吊るす自然乾燥のプロセス
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ミモザを乾燥させる方法として、最もポピュラーで誰でも手軽に挑戦できるのが、麻紐などで束ねて逆さまに吊るすハンギング法です。重力でお花が下を向くのを防ぎ、形をまっすぐ保ったまま乾燥させることができます。

ここで私が特にお伝えしたいコツは、束ね方です。ミモザは水分が抜けると、驚くほど茎が細く痩せてしまいます。作りたての時にちょうど良い強さで縛ったつもりでも、数日経つと茎が細くなって、スルッと紐から抜けて床に落ちてしまうことがよくあるんです。お花が床に落ちてしまうと、繊細な花びらが潰れて台無しになってしまいますよね。

それを防ぐために、紐で縛る際はこれでもか!というくらい、かなりきつめに固定してください。輪ゴムを使ってから上から紐を巻くと、茎が痩せてもゴムが縮んで追従してくれるので、抜け落ち防止に役立ちますよ。

また、一度にたくさんの量を大きな束にして吊るしたくなる気持ちも分かりますが、そこはグッと堪えてください。大きな束にすると中心部の風通しが悪くなり、乾燥が遅れてカビの原因になったり、色が抜けて茶色くなってしまったりします。

私はいつも、1束を3〜4本程度の小分けにして吊るすようにしています。こうすることで、周囲の空気が循環しやすくなり、短時間でムラなく乾燥させることが可能になります。

見た目にも可愛いので、お部屋のあちこちに小さな束を吊るして、その過程を楽しむのもドライフラワー作りの醍醐味ですね。吊るす高さも、空気が滞留しやすい天井付近よりも、少し低めの風が通る位置が理想的です。

綺麗な色が茶色になるのを防ぐ環境作り

綺麗な色が茶色になるのを防ぐ環境作り
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せっかく綺麗な黄色のミモザを、アンティーク風な茶色ではなく明るい黄色のまま残したいなら、乾燥させる環境には徹底的にこだわってみてください。ミモザが茶色く変色してしまう大きな原因は「酸化」「紫外線」「湿気」の3つです。

まず、直射日光は厳禁です。太陽の光に当てると、あっという間に色素が分解されて退色してしまいます。お部屋の中でも、窓際ではなく、できるだけ光の届かない風通しの良い暗所を選んでくださいね。

次に大切なのが、乾燥スピードです。水分を含んでいる時間が長ければ長いほど、お花の酸化が進んで色が黒ずんでしまいます。そのため、できるだけ短期間で一気に水分を飛ばすのが成功の鍵。

私は雨の日が続く時期には、思い切って除湿機を稼働させた部屋や、エアコンの風が直接当たらない程度の近くに吊るすようにしています。浴室乾燥機を使うという裏技もありますが、熱を加えすぎるとお花が痛むこともあるので、基本は常温で乾燥した空気を循環させることがポイントです。

また、キッチン周りなど蒸気が発生しやすい場所も避けてください。湿気が多いと乾燥が進まないだけでなく、ミモザ特有の甘い香りに誘われてカビが発生してしまうリスクもあります。

目安としては、1週間から10日ほどで全体がパリッとして、茎を曲げようとしたときにポキッと折れるくらいになれば完成です。乾燥が終わったサインを見極めて、ずっと吊るしっぱなしにせず、次の工程(スプレー保護など)に移るのが色を長持ちさせる秘訣ですよ。

環境要因影響対策
直射日光急速な退色、カサつき遮光カーテンのある暗所へ
高い湿度カビの発生、変色(茶色)除湿機や風通しの良い場所を利用
滞留した空気乾燥の遅れ、傷み扇風機やサーキュレーターで微風を送る

水を減らして乾かすドライインウォーター法

水を減らして乾かすドライインウォーター法
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ミモザは非常に乾燥しやすい性質を持っているため、ドライインウォーター法という、少し変わった方法でもドライフラワーにすることができます。これは名前の通り、花瓶に挿したままの状態で、水を足さずに自然に蒸発させて乾燥させていく手法です。

この方法の最大のメリットは、ミモザ特有のしなやかで優雅な枝のラインをそのまま残せることです。ハンギング法だとどうしても重力で枝がまっすぐになってしまいますが、ドライインウォーター法なら、ふんわりとした自然な動きのある姿で飾っておけるのが魅力ですね。

やり方はとても簡単で、花瓶の底に1〜2cm程度の少量の水を入れておくだけです。ミモザがその水を吸い上げながら、少しずつ自分自身の水分も空気中に放出していくことで、急激な収縮を防ぎながら、ゆっくりとドライへと移行していきます。

ただし、この方法には少し注意点もあります。ミモザは水に浸かっている部分が腐りやすいので、水が汚れていないか、茎がヌルヌルしていないか、最初の数日間はこまめにチェックしてあげてください。水が完全になくなっても、そのまま数日間放置しておけば、立派なドライフラワーの完成です。

この方法は、空気が乾燥している2月から3月頃には特に成功しやすいですよ。逆に、梅雨時期や湿度が高い日は、水が腐敗しやすいためあまりおすすめできません。また、この方法だとお花が上を向いたまま乾燥するので、花びらの密度がギュッと詰まったような印象に仕上がります。

スワッグよりも、そのまま花瓶に挿して飾りたい場合や、バスケットに入れてナチュラルに演出したい場合にぴったりの方法かなと思います。私も「今日は吊るすスペースがないな」という時には、よくこの方法で気楽にドライにしていますよ。

ミモザのドライフラワーの作り方の応用

基本をマスターしたら、次はさらに美しく仕上げるための応用テクニックに挑戦してみましょう。シリカゲルを使った発色維持や、花落ちを防ぐケア、素敵なアレンジ方法など、ワンランク上の楽しみ方をご紹介しますね。

シリカゲルを使って美しい発色を固定する

シリカゲルを使って美しい発色を固定する
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どうしても生花のような鮮やかな黄色を残したい!というときは、ドライフラワー用のシリカゲルを使うのがおすすめです。ハンギング法などの自然乾燥では、どうしても空気に触れる時間が長いため、酸化によって色が少し落ち着いたアンティーク調に変化します。

それはそれで趣があって素敵ですが、パッと目を引くようなビタミンカラーを維持したいなら、乾燥剤の力を借りるのが一番の近道ですよ。やり方はとてもシンプルで、タッパーなどの密閉容器にドライフラワー用の細かなシリカゲルを底から数センチ敷き詰め、その上にお花を優しく置きます。さらに、お花の上から粉雪を降らせるようにゆっくりとシリカゲルを被せて、完全に見えなくなるまで埋めていきましょう。

この方法の最大のメリットは、空気に触れさせずに短時間で水分を強力に吸い取ってくれるため、驚くほど色が鮮やかに残ることです。まるで時間が止まったかのような美しい発色に、初めて試したときは私も本当に感動しました。

ただし、いくつか注意点もあります。シリカゲルで仕上げたミモザは、自然乾燥させたものよりもさらに繊細で、指で少し触れただけでポロポロと崩れてしまうほど脆くなっています。そのため、大きなスワッグを作るのには向かず、ガラス瓶に閉じ込めるボトルフラワーや、レジンアクセサリーのパーツ、小瓶に詰めて飾るようなハンドメイド小物に活用するのが最適かなと思います。

また、シリカゲルから取り出すときは、お花を傷つけないようにピンセットやスプーンを使い、優しく発掘するように作業してください。お花の隙間に入り込んだ粒子は、メイク用の柔らかい筆やカメラ掃除用のブロワーでシュシュっと飛ばしてあげるときれいに取り除けます。

一度使ったシリカゲルは、フライパンで煎ったり電子レンジで加熱したりすることで、色が青く戻り、何度でも再利用できるのも嬉しいポイントですよね。お気に入りの一房を、一番綺麗な状態のまま保存したいときには、ぜひこの方法を試してみてくださいね。

乾燥方法色の残り方仕上がりの質感最適な用途
ハンギング法落ち着いた黄色(アンティーク風)比較的丈夫で扱いやすいスワッグ、リース、壁掛け
シリカゲル法非常に鮮やかなレモンイエロー極めて脆く壊れやすいボトルフラワー、アクセサリー
ドライインウォーター自然な黄色枝の曲線が活かされるそのまま花瓶に挿して飾る

花が落ちるのを防ぐヘアスプレーの代用法

花が落ちるのを防ぐヘアスプレーの代用法
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ミモザのドライフラワー作りで、多くの人が直面する悩みが お花がポロポロと落ちてしまう ことです。ミモザは小さな花の集合体なので、乾燥して水分がなくなると、どうしても茎との結合部分が弱くなってしまうんですね。

掃除をしても次から次へと黄色い粒が床に落ちているのを見ると、ちょっと切ない気持ちになりますよね。これを防ぐためにプロの方は ネオ・ルシールなどのドライフラワー専用硬化剤スプレーを使いますが、実はご家庭にある市販の無香料ヘアスプレー(ハードタイプ)でも十分に代用ができるんですよ。

使い方のコツは、ドライフラワーが完成した直後に、30cmほど離れた場所から円を描くようにふわっと全体にスプレーしてあげることです。至近距離から勢いよく吹き付けてしまうと、その風圧でお花が飛んでしまったり、液だれして質感が変わってしまったりするので気をつけてくださいね。

表面に薄い透明な膜を作るイメージで薄くコーティングしてあげると、お花が茎にしっかり定着し、格段に落ちにくくなります。私はいつも、一度にたくさんかけるのではなく、数回に分けて薄く重ねるようにしています。こうすると、テカテカした不自然な光沢が出るのを防ぎつつ、しっかりと保護することができますよ。

また、このスプレーには、湿気の影響を多少なりとも抑えてくれる効果も期待できます。湿気を吸いやすいミモザにとって、表面のコーティングは長持ちさせるためのバリアのような役割を果たしてくれます。

ただし、スプレーをしたからといって絶対に落ちないわけではありませんので、飾るときはなるべく人の手が触れたり、風に激しく煽られたりしない場所を選んであげてください。お気に入りのスワッグの足元に黄色い粉が溜まらなくなるだけで、日々の暮らしの中でのストレスがぐんと減りますし、お花もより長く愛でてあげることができますよ。

贈り物にも喜ばれるスワッグの束ね方

贈り物にも喜ばれるスワッグの束ね方
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ミモザは単体で束ねるだけでも十分可愛いですが、ユーカリブルーファンタジアなどの他のグリーンや小花と一緒に束ねてスワッグにすると、より一層おしゃれで洗練された印象になります。

ギフトとして贈る際にもスワッグはとても人気がありますよね。ここで私がおすすめしたいテクニックは、ミモザが完全に乾ききる前の半乾きの状態で形を整えて束ねることです。完全にドライになってから動かそうとすると、枝を曲げた拍子に折れてしまったり、お花が大量に落ちてしまったりすることが多いのですが、少し水分が残っている状態なら、ある程度の無理がききます。

スワッグを組むときは、背面にしっかりとしたユーカリなどの葉物を配置し、その上にミモザを重ねていくようにしましょう。ミモザは乾燥するとボリュームが少し減る性質があるので、自分が思っているよりも 少し多め に盛り付けてあげると、完成したときに見栄えがよくなります。

また、壁に飾るスワッグの場合、ミモザが直接壁に触れると、黄色い花粉のようなものが壁紙を汚してしまうことがあります。これを防ぐために、背面に面積の広い葉物を敷いてガードするような構造にしておくと、飾る場所を選ばず安心ですよ。最後に麻紐をギュッときつく結び、お気に入りのリボンを添えれば、春の香りが漂う素敵なプレゼントの完成です。

束ねる際の注意点として、茎が重なる部分は葉っぱをきれいに取り除いておきましょう。茎が密集する場所に葉が残っていると、そこから湿気が溜まり、カビの原因になってしまいます。

持ち手となる部分はスッキリとさせて、空気の通り道を意識して作ってみてください。もし自分で作ったスワッグを誰かにプレゼントするなら、 直射日光を避けて飾ってねと一言メッセージを添えてあげると、相手の方も長く楽しんでくれるはずです。自分で手間をかけて作ったスワッグが、誰かの心に春を届けることができたら、それはとても幸せなことですよね。

春の訪れを告げるリースの土台作り

春の訪れを告げるリースの土台作り
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丸い形が 永遠を意味するリースも、ミモザの魅力を最大限に引き立てるアレンジの一つです。お部屋のドアや壁にミモザのリースが飾ってあるだけで、一気に春らしい明るい雰囲気が広がりますよね。

リースを作るときは、市販のサンキライや柳などの土台を準備しましょう。作り方のコツは、5cmから10cm程度に短くカットしたミモザの小枝をいくつか束ねて小さなパーツ(ミニブーケ)を作り、それをワイヤーで土台に巻き付けていく方法です。

グルーガン(接着剤)を使うのも手軽で良いのですが、私は断然細いワイヤーを使って固定することをおすすめします。

なぜワイヤーが良いのかというと、ミモザは乾燥する過程で茎が必ず細く痩せてしまうからです。グルーガンで接着しただけだと、乾燥して茎が細くなったときに隙間ができてしまい、パーツがポロッと外れてしまうことがあるんです。

その点、ワイヤーであれば、乾燥が進んで少し緩んできたかな?と感じたときに、後から少し締め直すこともできますし、何よりしっかりと土台に固定されている安心感があります。リースを作るときもスワッグと同様、乾燥によるボリュームダウンを見越して、お花を贅沢に重ねていくのが可愛く仕上げるポイントです。隙間から土台が見えないくらいに、ギュギュッと密度を高めて作ってみてくださいね。

完成したリースは、しばらくは黄色い色がとても鮮やかですが、月日が経つにつれて深みのあるマスタードイエローへと変化していきます。その移ろいゆく姿もリースの魅力の一つです。ミモザのリースは、その繊細な質感からミモザ・リースと呼ばれ、多くの花好きさんに愛されています。

手作りのリースを飾って、季節が変わるのをゆっくりと眺める時間は、とても贅沢で癒やされるひとときになるはずです。もしお花が余ってしまったら、小さなリースを作ってキャンドルホルダーに添えるだけでも、テーブルの上が一気に華やぎますよ。

湿気と直射日光を避ける理想的な飾り方

湿気と直射日光を避ける理想的な飾り方
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せっかくきれいに仕上がったミモザのドライフラワー。できるだけ長くその美しさを楽しむためには、飾る場所の環境選びがとても重要です。

まず、絶対に避けたいのは直射日光湿気です。直射日光が当たる場所に置いておくと、一週間もしないうちに色が白っぽく抜けてしまい、スカスカとした印象になってしまいます。お部屋の中の、明るいけれど日光が直接当たらない、風通しの良い壁面がベストな定位置です。

また、日本の住宅で特に気をつけたいのが湿度管理です。ドライフラワーにとって理想的な湿度は 40%から50%前後 と言われており、これを超えるとカビが発生したり、お花が湿気を吸ってしおれてしまったりすることがあります。(出典:3年間の実験で判明!ドライフラワーを美しく保つ失敗しない保存の黄金律 | Dried Flower Garden

特にキッチン周りは調理の蒸気が立ち込めやすく、洗面所や脱衣所も湿気が溜まりやすいため、避けたほうが無難ですね。もしどうしても湿気が気になる季節には、定期的に除湿機をかけたり、サーキュレーターで空気を動かしてあげたりするだけでも、お花の持ちが全然違ってきますよ。

また、長期間飾っていると避けて通れないのがホコリの問題です。ミモザのふわふわした部分にホコリがたまると、見た目が悪くなるだけでなく、ホコリが湿気を吸って劣化を早めてしまいます。カメラ用のブロワーで優しく風を送って飛ばすか、柔らかい筆の先でそっとなでるように掃除してあげてください。

掃除機で吸い取ろうとすると、お花まで一緒に吸い込まれてしまう大惨事になりかねないので、そこだけは本当に注意してくださいね。

一般的に、ミモザのドライフラワーの鑑賞期間は半年から1年程度が目安とされています。もちろん、それを過ぎても飾っておくことはできますが、色がだんだんと濃い茶色に変化していき、お花がポロポロと崩れやすくなってきたら、潔く新しいものと交換するタイミングかもしれません。

今まで目を楽しませてくれてありがとうという感謝の気持ちを込めて、また次の春に新しいミモザを迎えるのも、季節を大切にする丁寧な暮らし方かなと思います。アンティークな風合いを楽しみつつ、清潔な状態を保ってあげてくださいね。

豆知識

ミモザには天然の成分が含まれており、古くからその香りはリラックス効果があると言われていますが、ドライフラワーになってもほのかに甘い香りが残ることがあります。ただし、乾燥が進むと香りは弱まっていくので、香りを楽しみたい場合は作りたての時期が一番です。

また、ごく稀に乾燥したお花に小さな虫がつくことがあります。これを防ぐためには、定期的にブラッシングをしてホコリを溜めないことと、風通しを確保することが大切です。清潔に保つことが、長持ちさせる最大の秘訣ですね。

ミモザのドライフラワーの作り方のまとめ

ミモザのドライフラワーの作り方のまとめ
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ミモザのドライフラワーの作り方について、収穫のタイミングから保存、アレンジ方法まで詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ふわふわの黄色いミモザを、できるだけ綺麗な状態で長く楽しむためには、新鮮なうちに、風通しの良い暗い場所で、一気に乾かすことが何よりの近道です。

最初はうまくいくかドキドキするかもしれませんが、自分で作ったドライフラワーには、買ってきたものとはまた違う格別な愛着が湧くものですよ。

たとえ少し色が茶色くなってしまったり、お花が落ちてしまったりしても、それはミモザが一生懸命に生きていた証。その変化も含めて、ドライフラワーならではの儚い美しさを楽しんでいただければと思います。

今回お伝えしたスプレーでの保護やシリカゲルの活用術など、ちょっとした工夫を取り入れるだけで、あなたの手作りドライフラワーのクオリティはぐんと上がります。

なお、ここでご紹介した方法は一般的な目安であり、環境や花材の状態によって結果が異なる場合があります。正確な情報は植物の公式サイト等を確認し、最終的な判断は専門家にご相談ください。黄色いミモザが彩る素敵な春の暮らしを、ぜひ心ゆくまで満喫してくださいね!

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